スマートウォッチはランニングに必要?どう便利?おすすめ機種は?

スマートウォッチはランニングに必要?どう便利?おすすめ機種は?

ランニングを始めたばかりの方や本格的にトレーニングに取り組む方にとって、スマートウォッチは強力なパートナーとなります。心拍数やGPS機能、消費カロリー計算など、ランニングに特化した機能により、効率的なトレーニングと健康管理が可能になるためです。

しかし「本当にスマートウォッチは必要なのか?」「スマホアプリとの違いは?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。実際、スマートウォッチがあることで、ランニングの習慣化や成長実感、ダイエット効果の向上など、様々なメリットを得られます。

本記事では、ランニングに役立つスマートウォッチの機能から、おすすめ機種まで詳しく解説します。

 

ランニングに役立つスマートウォッチの機能

ランニングに役立つスマートウォッチの機能は、ランナーが効率的にトレーニングを行い、自身の健康状態を管理するのに不可欠なツールです。これらの機能により、走行距離やペース、心拍数などのリアルタイムデータを手元で確認でき、目標達成へと導きます。

心拍数計測機能

心拍数計測機能は、ランニング中の心拍数をリアルタイムで測定し、適切な運動強度の維持や効率的なトレーニングに役立ちます。自身の心拍数データを日々比較することで、体調の変化やトレーニング効果を把握可能です。

GPS機能

GPS機能は、走行距離や現在地、ルートを正確に記録・表示します。デュアルバンドGPS搭載のスマートウォッチなら都市部や山間部でも高精度な計測ができ、ペース管理やコースナビゲーションに優れています。

消費カロリー計算

消費カロリー計算機能は、走行によるカロリー消費量をリアルタイムで算出します。これにより、トレーニングの効果測定やダイエット管理がしやすく、健康維持や減量目標に応じた運動が可能になります。

音楽コントロール

音楽コントロール機能は、スマートウォッチから直接音楽の再生や停止、曲送りなどを操作でき、スマートフォンを出さずに快適なランニング環境を提供します。走りながらの操作も簡単で、音楽と共にモチベーションを高められます。

軽量&快適な装着感

ランニングをストレスなく続けるためには、スマートウォッチが軽量であることや、装着感の快適さが重要です。

時計本体が軽いと走っているときの揺れが少なく、長時間のランニングでも疲れにくくなります。さらに柔らかく通気性のあるバンドは、汗をかいても肌への不快感を最小限に抑え、フィット感を保ちます。装着していることを忘れるほど自然であることが、集中力を途切れさせないポイントです。

 

スマートウォッチとスマホのランニングアプリとの違い

スマートウォッチとスマホのランニングアプリはどちらもランニングの記録や管理に有効ですが、それぞれ特徴が異なります。スマートウォッチは腕元でリアルタイムデータを確認でき、スマホアプリは詳細な分析や目標設定に優れています。

計測できるランニングデータの範囲


計測できるランニングデータの範囲には違いがあり、スマートウォッチは心拍数やGPSによる走行距離、ペースをリアルタイムで把握可能です。一方、スマホアプリは複数のアクティビティ管理や詳細な統計分析に強みを持っていることが多いです。

ランニング中の操作性と見やすさ

ランニング中の操作性と見やすさでは、スマートウォッチは画面が小さいものの手元で素早く確認や操作が可能で、走りながらの使いやすさが際立っています。スマホは大画面で詳細な情報を見られますが操作は中断しがちです。

 

スマートウォッチがあるとランニングはどう変わるか

スマートウォッチがあると、ランニングの楽しみ方や効果が大きく変わります。走行距離やペースがリアルタイムで確認でき、目標達成への意識が高まるため、ただ走るだけでなく計画的なトレーニングが可能になります。健康管理やモチベーション維持に役立つ機能も備わっており、ランニング習慣がより身近になります。

ランニングを習慣化しやすくなる

スマートウォッチは走行距離やペース、心拍数などを自動で計測し、トレーニングの進捗をわかりやすく表示します。数字で成長を実感できるため継続の励みになり、目に見える記録が行動を後押しします。さらに通知や目標設定機能もあり、無理なくランニングを日常に取り入れやすくなるのです。

走った距離や時間が記録され成長を実感できる

ランニング後にスマートウォッチのデータを確認すると、走った距離や時間、ラップタイムなどが詳細に記録されています。これにより、自分の運動の成果やペースの変化を客観的に把握可能です。成長の過程を可視化できるため、モチベーション向上と効率的なトレーニング計画づくりに繋がります。

カロリー消費が分かりダイエットがしやすくなる

心拍数や運動強度から消費カロリーを正確に算出できるスマートウォッチは、ダイエットにも強い味方です。消費カロリーの目安を把握することで無駄なく脂肪燃焼を狙えます。また、活動量や睡眠状況の管理も可能なので、健康的な体重管理や生活習慣の改善にも役立ちます。


ランニングにおすすめのスマートウォッチ5選

ここからはランニングにおすすめのスマートウォッチを5つ紹介していきます。

(出典:mibrofit.jp)

 

ディスプレイ

AMOLED 1.32インチ
466×466px

バッテリー

400mAh

GPS

GPS/Beidou/GLONASS/Galileo/QZSS

センサー

心拍、血中酸素、加速度、ジャイロ、地磁気、高度気圧

スポーツモード

150種類

防水性能

5ATM

重量

39.68g(ナイロンバンド)、約51.7g(シリコンバンド)

接続

Bluetooth 5.3

 

Mibro GS Active2は、8月29日に発売された新モデルで、ランニングやスポーツに特化して進化したスマートウォッチです。1.32インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、最大輝度は1200ニットと高いため直射日光下でも見やすい設計。400mAhバッテリーにより通常使用で最大20日間、GPS使用時でも約15時間稼働します。GPSはL1とL5のデュアルバンドに対応し、登山やランニングで高精度なルート記録が可能です。

従来モデルから強化されたポイントとして、スポーツ専用設計の「Mibro Galaxy OS 2.0」を搭載し、VO₂ Maxやリカバリータイムの分析機能を備えています。さらに150種類以上のスポーツモード、5ATM防水に対応し、Bluetooth通話やジェスチャーによる電話応答も可能。LINE通知など日常の便利機能も揃えており、重量はナイロンバンドで約39.9gと軽量。日常からアウトドアまで幅広く活躍するモデルです。

Mibro A3

(出典:mibrofit.jp)

 

ディスプレイ

1.39インチ IPS360×360ドット、366PPI60fps

バッテリー

最大8日間

GPS

GPS/北斗/GLONASS/ガリレオ/QZSS

センサー

心拍数、血中酸素、ストレス、睡眠、月経周期

スポーツモード

100種類以上

防水性能

IP68

重量

29g(本体)、約45g(バンド込み)

接続

Bluetooth 5.0

 

Mibro A3は1万円以下でGPS搭載という高コスパのスマートウォッチです。1.39インチの高精細IPSディスプレイ(360×360、366PPI)を搭載し、60fpsの滑らかな表示でスムーズな操作が可能です。アルミニウム合金ベゼルを採用し、軽量かつ丈夫でシンプルなデザインが特徴です。サイズは45.2×11.4mm、重量は約29g(本体のみ)、バンド込みで約45gほどです。

GPSはGPS、北斗、GLONASS、ガリレオ、QZSSの5つの全球衛星測位システムに対応し、精度の高い位置情報を取得できます。スポーツモードは100種類以上を搭載し、日常から本格的な運動まで幅広く対応可能です。健康管理機能としては24時間の心拍数、血中酸素、ストレス、睡眠、月経周期トラッキングなど多様なモニタリングができ、スマホの通知も手首で確認可能です。バッテリーは最大8日間持続し、音楽再生やBluetooth通話にも対応します。

Amazfit Cheetah Pro

(出典:amazfit.jp)

 

ディスプレイ

1.45インチ AMOLED480×480ピクセル、Corning Gorilla Glass 3

バッテリー

最大14日(通常使用)、GPS連続44時間

GPS

デュアルバンド6衛星測位(GPSGLONASSGalileoBeiDouQZSSNAVIC

センサー

心拍数、加速度、ジャイロなど(詳細非公開)

スポーツモード

多数対応(詳細非公開)

防水性能

5ATM

重量

43g(バンド込み)、約35g(本体のみ)

接続

Bluetooth(バージョン非公開)

 

Amazfit Cheetah Proは、軽量で耐久性に優れたチタン合金ベゼルとCorning Gorilla Glass 3を採用し、プレミアムな外観と高い堅牢性を持つランナー向けスマートウォッチです。1.45インチのAMOLEDディスプレイ(480×480ピクセル)を搭載し、GPSはデュアルバンドかつ6衛星測位システム(GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS、NAVIC)に対応。正確な位置情報を提供します。

バッテリー持続時間は日常利用で最大14日、GPSを連続使用しても約44時間の稼働が可能で、1泊2日程度の登山や長距離ランニングに適しています。5ATMの防水性能があり汗や雨に強く、43gの軽量設計で装着感も良好です。スポーツモードは多様な動きをサポートし、Zepp OS搭載でAIトレーニングガイド「Zepp Coach™」も利用可能。Bluetooth接続でスマートフォンと連携しやすいです。カラーはラントラックブラックのみです。

Google Pixel Watch 3

(出典:store.google.com)

ディスプレイ

1.4インチ AMOLEDActuaディスプレイ)、最大輝度2,000ニト

バッテリー

常時表示で24時間、バッテリーセーバーモードで最大36時間

GPS

内蔵GPS対応

センサー

加速度、ジャイロ、デジタルコンパス、高度計、気圧計、多目的電気センサー

スポーツモード

ランニング等のリアルタイムガイダンスや各種トレーニングサポート

防水性能

5ATMIP68相当)

重量

40g41mmモデル)

接続

Bluetooth

 

Google Pixel Watch 3は、41mmと45mmの2サイズ展開で、進化した「Actuaディスプレイ」を採用し、最大輝度2,000ニトと非常に明るい画面が特徴です。45mmモデルは前モデルより40%大きい表示領域を持ち、屋外でも視認性が高くなっています。バッテリーは常時表示時で24時間駆動、セーバーモード利用で最大36時間持続可能で、45mmモデルは35%バッテリー容量が増強されています。

GPSは内蔵され、加速度、ジャイロ、デジタルコンパス、高度計、気圧計、多目的電気センサーなど多彩なセンサーが搭載されています。スポーツモードはランニングを中心にリアルタイム音声や振動でガイダンスを提供し、トレーニング効率を高めます。防水性能は5ATM(IP68相当)で安心。重量は41mmモデルで約40g、接続はBluetooth対応。カラーはクラシックでシンプルな展開です。

Garmin Forerunner 165

(出典:garmin.co.jp)

ディスプレイ

1.2インチ AMOLED(有機EL

バッテリー

最大11日(スマートウォッチモード)、最大19時間(GPSモード)

GPS

GNSS4衛星対応)

センサー

心拍、血中酸素、加速度、デジタルコンパス、気圧高度計、温度計、環境光

スポーツモード

屋外ラン、トラックラン、トレッドミル、トレイルランなど多彩

防水性能

5ATM

重量

39g

接続

Bluetooth

 

Garmin Forerunner 165は、2024年春発売のエントリーモデルで、鮮やかな1.2インチAMOLEDディスプレイを採用した軽量ランニングスマートウォッチです(約39g)。GPSは4衛星対応のGNSSで、屋外ランやトレイルラン、トラックランなど7種類のランニングスタイルに対応し、走行ルートや上下動、パワーなど詳細なデータを測定できます。心拍計や血中酸素センサーを搭載し、睡眠やストレス管理も可能です。

バッテリー持続時間はスマートウォッチモードで最大11日間、GPS使用時で最大19時間。防水性能は5ATMで日常の汗や水泳に対応。Bluetooth接続でスマートフォンと同期でき、Garmin Coachなどのランニングサポート機能も充実しています。カラーはホワイトグレーなどがあり、初心者からベテランまで使いやすいモデルです。

ランニング機能重視のスマートウォッチはMibro

スマートウォッチをお探しの方には、Mibro(ミブロ)の製品がおすすめです。コストパフォーマンスが高く、アウトドアからビジネス用途まで幅広く対応しています。心拍数や睡眠、運動記録など基本機能をしっかり搭載しているため、初めての方にもぴったりです。

購入は公式サイトのほか、アマゾンや楽天市場、ヨドバシカメラなどの家電量販店でも可能です。ご興味があれば詳細ページをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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