スマートウォッチの価格はどのくらい?相場と選び方を解説

スマートウォッチの価格はどのくらい?相場と選び方を解説

スマートウォッチは、手軽に試せるものから高機能なものまで幅広い価格帯があり、搭載される機能や使い心地も大きく異なります。価格が上がるとどんな違いがあるのか、どの価格帯が自分に合っているのか気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、価格ごとの特徴と選び方のポイントを整理し、さらに各価格帯からおすすめのモデルをご紹介します。初めての1台を検討している方も、買い替えを考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。

スマートウォッチの価格は3,000~9万円

価格.comに掲載された2025年9月時点の人気売れ筋ランキングのトップ20を見ると、スマートウォッチの価格は、おおよそ3,000円から9万円近くで、真ん中の価格は約3.5万円です。

数千円のモデルは歩数計や通知など、必要最低限の機能を備えていて「まず試してみたい」という人にぴったりです。

中価格帯となる3万円台前後のスマートウォッチは、、健康管理や運動サポートなど日常生活に役立つ機能が充実しています。

さらに高価なモデルになると、素材やデザインにこだわりが見られるほか、測定精度やスポーツ機能もより本格的になります。

スマートウォッチの価格によって変わるポイント

スマートウォッチは価格が上がるほど、機能や使いやすさに違いが出てきます。ここでは、その主なポイントを整理してみましょう。

搭載される機能の数や精度

低価格のモデルは歩数計や通知機能など基本的なものが中心ですが、価格が上がるにつれて心拍数や睡眠計測、GPS測位などが充実します。

特に高精度のモデルは、山間部や登山道など電波が弱い場所でも位置を正しく測れるため、アウトドアやスポーツでの利用に役立ちます。日常の健康管理だけでなく、ランニングやサイクリングといった本格的な活動でも頼りになる存在です。

耐久性やバッテリー性能

数千円台のモデルは軽量で扱いやすい反面、防水性や耐久性は最低限の仕様にとどまることが多いです。価格が上がると防水等級が高まり、汗や雨だけでなく、プールやマリンスポーツにも対応できるモデルも登場します。

バッテリーに関しても差が大きく、数日ごとに充電が必要なタイプから、1〜2週間以上持続するもの、さらにはソーラー充電に対応して半永久的に使えるタイプまで幅広く選べます。長時間の旅行やアウトドア活動では、充電の手間が少ないモデルが重宝されます。

デザイン性

低価格帯のモデルはカラーや形状のバリエーションが限られ、シンプルなデザインが中心です。価格が上がるほど選択肢が広がり、丸型・スクエア型、カジュアル・ビジネス向けなど、好みに合わせて選べるようになります。

高価格帯では金属やレザーを使った高級感のある仕上げもあり、アクセサリーのようにコーディネートを楽しむことができます。

スマートウォッチの価格帯ごとの特徴

同じスマートウォッチでも、価格によって得られる機能や使い心地は大きく異なります。どの価格帯を選ぶかで「どんなシーンに合うか」「どこまでの性能を求めるか」が変わってくるため、自分のライフスタイルに合わせた選び方が大切です。

ここでは価格帯ごとの特徴を整理してみましょう。

1万円以下のスマートウォッチの特徴

1万円以下のモデルは、歩数や心拍の記録、スマホ通知の表示など、基本的な機能がそろったシンプルなつくりが多いです。高価なモデルに比べると機能は限られますが、健康管理を始めてみたい人や「スマートウォッチを試してみたい」という人には十分でしょう。

軽量で操作もわかりやすく、普段使いに取り入れやすいのもポイントです。過度な機能を求めない分、コストを抑えながらスマートウォッチの便利さを体感できます。

1~3万円のスマートウォッチの特徴

1~3万円のモデルは、スマートウォッチの中でも特に人気のある価格帯です。基本的な通知や歩数計測に加えて、GPSによる位置情報や睡眠のモニタリングなど、健康管理や運動サポートの機能が充実しています。バッテリーの持ちも数日から1週間前後と安定しており、日常使いに十分対応可能です。

デザインの選択肢も広がるため、カジュアルからビジネスまでシーンを選ばず使えるのも魅力です。

3万円以上のスマートウォッチの特徴

3万円以上のモデルは、高精度なセンサーや多彩なスポーツモードを搭載し、本格的なトレーニングやアウトドア活動でも活躍します。登山やランニングなど負荷の大きい環境でも、正確な心拍数や位置情報を記録できるのは大きな強みです。

さらに、素材や仕上げにもこだわりが見られ、ステンレスやサファイアガラスを採用したモデルは耐久性と高級感を兼ね備えています。デザインも豊富で、ビジネスシーンに馴染むものからスポーツ向けまで幅広く選べるため、機能と見た目の両方を重視する人に向いています。

価格帯別おすすめスマートウォッチモデル

ここでは、各価格帯からおすすめのモデルをご紹介します。基本的な情報を整理しながら、それぞれの魅力や使いやすさについても見ていきましょう。

1万円以下で買えるおすすめモデル

Mibro C4

(出典:mibrofit.jp)

 

サイズ・重量

約51×41×9.8mm
約45g(バンド込)

耐水性

2ATM

健康モニタリング

心拍数、血中酸素、睡眠、ストレス、月経周期など

バッテリー

最大約10日間(通常使用)

対応OS

Android 5.0以上
iOS 10.0以上

Mibro C4は、軽量で薄型のボディに2.01インチの大画面を搭載したモデルです。写真や好みのウォッチフェイスを設定でき、見た目を自分らしくカスタマイズできるのが特徴。

Bluetooth通話や100種類以上のスポーツモードなど、価格を超えた機能がそろっており、初めてのスマートウォッチにもぴったりです。バッテリーは最大10日間持続するので、こまめに充電する手間を減らしたい人にも向いています。

Xiaomi Smart Band 10

(出典:www.mi.com)

 

サイズ・重量

46.57×22.54×10.95mm
15.95g(ストラップ除く)

耐水性

5ATM

健康モニタリング

心拍数、血中酸素、睡眠、ストレスなど

バッテリー

最大約21日間(通常使用)

対応OS

Android 8.0以上
iOS 12.0以上

Xiaomi Smart Band10 は、軽量かつスリムなデザインで、長時間の装着でも負担を感じにくいのが魅力です。1.72インチの有機ELディスプレイは視認性が高く、屋外でも画面が見やすい仕様になっています。

5ATMの防水性能を備えているため、プールや浅い水辺での使用も安心です。バッテリーは最大約16日間と持ちが良く、充電の手間を減らしたい人にもぴったりです。心拍数や血中酸素レベルの測定にも対応しているので、日常の健康管理をしっかりサポートしてくれます。

1~3万円で選びたいおすすめモデル

Mibro GS Active2

(出典:mibrofit.jp)

 

サイズ・重量

46×46×11.7mm
39.68g(織布ストラップ装着時)
51.7g(シリコンストラップ装着時)

耐水性

5ATM

健康モニタリング

心拍数、血中酸素レベル、睡眠、ストレスなど

バッテリー

最大約20日間(デイリーモード)

対応OS

Android 5.0以上
iOS 10.0以上

Mibro GS Active2 は、丸型46mmのスタイリッシュなデザインと、最大約20日間持続するバッテリーを備えたモデルです。心拍数や血中酸素、睡眠などの健康モニタリング機能に加え、ストレス計測や呼吸トレーニング、女性向けヘルスケア機能など、日常のコンディション管理を幅広くサポートします。

150種類以上のスポーツモードに対応し、ワークアウトの記録や消費カロリーの把握が可能。さらに、スマート通知や座りすぎ防止リマインダー、防水設計などの便利機能も搭載しています。健康維持から日常の快適性まで、バランスよく使いたい人に最適なスマートウォッチです。

GARMIN vívomove Sport

(出典:www.garmin.co.jp)

 

サイズ・重量

40×40×11.0mm
33.8g(ストラップ込)

耐水性

5ATM

健康モニタリング

心拍数、血中酸素、睡眠、ストレスなど

バッテリー

最大約5日間(通常使用)

対応OS

iPhone/Android

GARMIN vívomoveSportは、アナログ針とディスプレイを組み合わせたハイブリッドデザインが特徴で、ファッション性と機能性を両立しています。見た目はクラシックな腕時計ながら、心拍数やストレス、睡眠などのモニタリング機能を備えており、日常の健康管理を自然に続けられるのが魅力です。5ATM防水なのでジムやプールでも安心して使えます。

バッテリーは約5日間とやや短めですが、その分デザイン性や軽さを重視したい人に適しています。

3万円以上で買えるおすすめモデル

Apple Watch SE3

(出典:www.apple.com)

 

サイズ・重量

40×34×10.7mm、26.3g
44×38×10.7mm、32.9g

耐水性

50m耐水(泳げる耐水性能)

健康モニタリング

心拍数、血中酸素、睡眠ステージ、ストレス、女性の健康管理など

バッテリー

最大約18時間(通常使用)

対応OS

iOS 17以降のiPhone(iPhone SE第2世代以降/iPhone 11以降)

Apple Watch SE(第3世代)は、iPhoneとの連携を重視する人に人気のモデルです。心拍数や睡眠の記録に加えて、転倒検出や衝突事故検出など安全機能が充実しているのが特徴です。

50m耐水でプールやオープンウォータースイムにも対応し、アクティビティから日常生活まで幅広く使えます。バッテリーは最大約18時間ですが、高速充電に対応しているため、短時間で十分な使用時間を確保できます。

デザインや使いやすさの面でも洗練されており、iPhoneユーザーなら安心して選べるスマートウォッチです。

HUAWEI WATCH FIT 4 Pro

(出典:consumer.huawei.com

 

サイズ・重量

44.5×40.0×9.3mm
約26g(ベルト除く)

耐水性

5ATM、ダイビング(条件あり)

健康モニタリング

心拍数、血中酸素、睡眠、ストレス、体温、女性の健康管理など

バッテリー

約10日間(通常使用)

対応OS

Android 8.0以上
iOS 13.0以上

HUAWEI WATCH FIT4 Pro は、軽量ながらサファイアガラスを採用し、耐久性と高級感を兼ね備えたモデルです。5ATMの防水に加えて、水深40mまでのフリーダイビングに対応しており、アウトドアやウォータースポーツのシーンにも頼れます。

心拍数や睡眠、血中酸素のほか、体温や心電図まで幅広く測定できるのも特徴です。バッテリーは通常使用で約10日間と安心の持ち時間。デザイン性と機能性を両立させたい人におすすめです。

価格帯ごとの特徴を知って自分に合ったスマートウォッチを

スマートウォッチは価格帯によって機能やデザインもさまざまです。普段使いに必要な基本機能だけで十分な人もいれば、アウトドアやスポーツで本格的に活用したい人もいるでしょう。大切なのは、自分のライフスタイルや目的に合わせて選ぶことです。

今回紹介したように、1万円以下でも健康管理や通知機能などをしっかり備えたモデルがあり、初めての1台として試すのにぴったりです。特にMibroのスマートウォッチは、価格以上に多機能で使いやすく安心感があります。

購入は公式サイトのほか、アマゾンや楽天市場、ヨドバシカメラなどの家電量販店でも可能です。ご興味のある方は、ぜひ詳細ページをご覧ください。

 

 

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